情報銀行第一弾決定!!(2社)
ついに2社決定!!
去年の12月から情報銀行の申請申し込みを始めていましたが、ついに第一弾の2社が決まりましたね
7月8日に「情報銀行」認定マーク・認定証授与式があるので、その際にまた話題になるかもしれません。
それでは、認定された2社を見ていきましょう。
三井住友信託銀行株式会社 「データ信託」サービス(仮称)

https://www.itrenmei.jp/files/files20190626134550.pdf より
三井住友信託銀行は、ざっくりいうと資産運用してくれる会社ですね。
図を見て感じたのは、データ取得業者が間に入ると。つまり、データ収集はシステム屋さんに任せるということで、前に紹介したNTTデータや富士通がきっと絡んでくるんでしょう。それか、住友系ということでNECとか。
私の頭が悪いのかもしれませんが、利用者へのメッセージの最後にある
お客様満足とフィデューシャリー・デューリーを両輪に、強力かつ徹底的にベストプラクティスを追求しています。
これって、読んだ人の何割が意味わかりますかね?少なくとも私は何を言いたいのかさっぱり理解できないです。
せっかくのプレスリリースでみんなに知ってもらいたいのに、自分から顧客を置いてけぼりにしている感覚がないんですかねー?この会社の経営企画や広報のレベルが見え隠れしますが。
フェリカポケットマーケティング株式会社 地域振興プラットフォーム(仮称)

https://www.itrenmei.jp/files/files20190626134621(1).pdf より
まず、この会社ですけどみなさん知ってますかね?私は全く知りませんでした。それで調べてみると…
- 設立:2008年1月
- 資本金:4.45億円
- 従業員数:33人
- 出資会社:イオン株式会社、イオンフィナンシャルサービス株式会社、ソニー株式会社、大日本株式会社
小ちゃい!!従業員33人ですよ。中小企業ですなー。こんな所に国の威信をかけた事業を任せていいの?と思いましたが、理由はなんとなく見えてきました。
イオンの連結子会社
イオンが2014年に株式の大半を買い取って連結子会社化してますね。
フェリカポケットマーケティング株式会社の株式取得(連結子会社化)に関するお知らせ
得意なビジネスモデル
この会社のビジネスが「行政と連携して地域に特化したポイントカードを作って、お店や施設で買い物をしたり、行政のイベントへの参加でポイントが貯まり、そのポイントで商品と交換できる」ってことに特化してやっているようです。
上のリンクからたどれますが、3つ事業例が紹介されています。
- めぐりんポイント : 香川県高松市
- 広島広域都市圏ポイント : 広島市を含む24市町
- ちばシティポイント : 千葉市
行政と組んで地域振興をICTを用いてやると。その具体的な手段がポイントカードってことですね。それでここがミソですが、そのポイントカードがWAONカードだということ。さすが、イオンの子会社。
なので、今回選ばれたのは例え小さな企業でも、デカいバックを抱えていて、情報銀行が得意なビジネスモデルに酷似していてノウハウを持っているってことが理由なんでしょうね。
それに株主には、フェリカを作ったソニーがいるし、何故かこの関連事業のPOCを頑張っている大日本印刷もいるってこと
まとめ
とりあえず、2社決まったと。まずは規模がデカい住友系と、ノウハウを持ったAEON系の子会社を選んだってところでしょうね。
7月8日の授与式が楽しみです。
あとは、第二弾で電通が入ってくるんだろうなー。
まぁ、そうやって認定された情報銀行が増えていって、我々の選択肢が増えると良いですね。
今日のアルバム
House/yonige