「情報銀行」認定マーク・認定証の授与式
授与式実施
7月8日に以前から発表されていた認定2社への「情報銀行」認定マーク・認定証の授与式が行われました。
該当する2社は、以下の2社です。
- 三井住友信託銀行
- フェリカポケットマーケティング
この2社に追加については、以前の記事で詳細に触れているので、こちらを参照にしてください。
正式に授与されたということで、2社の正式サービス開始を1日も早く実施して欲しいものです。
私は期待しています。
川邊健太郎氏のコメント
川邊健太郎氏はIT連盟の代表理事 兼 会長を務めており、授与式の開会に際し、以下のコメントを発表しています。
「日本初のパーソナルデータ利活用のモデルとして情報銀行の国際的な関心が高まる中、今回の認定により世界に先駆けて社会実装が開始されていく。先般のG20サミットの首脳宣言にもある、“Data Free Flow with Trust(信頼性のある自由なデータ流通)”に資するモデルとして、今後の日本の国際的なプレゼンスのさらなる向上にも貢献すると期待されている。
パーソナルデータを使った新たなサービスを社会に定着させるためには、何よりもユーザーからの信頼(トラスト)が必要。IT連盟は国際水準のプライバシー保護や、情報セキュリティ対策等に取り組む安心で安全な情報銀行を認定することを通じ、パーソナルデータの保護を図りつつ、利活用を促進する取り組みを進めていきたいと考えている。今回、情報銀行認定を受ける2社には心から祝意と敬意を表する」。
“https://www.advertimes.com/20190708/article295454/”より引用
全う、至極全う。
現在、川邊氏が置かれている立場から、世界情勢における意味、客観的な視点、今後やるべきことの具体性が、非常にシンプルにまとめられている素晴らしいコメントだと思います。
IT連盟は大丈夫かいな?と不安に思っている気持ちもありましたが、川邊氏がトップであれば安心できるなと思いはじめました。
川邊健太郎氏ってどんな人
非常に素晴らしいコメントだったので、人物像を調べてみました。
川邊 健太郎(かわべ けんたろう、1974年 – )は、日本のインターネットプロデューサー。日本の企業経営者。インタビュアー。ヤフー代表取締役社長最高経営責任者、日本IT団体連盟会長。東京都出身。
東京都渋谷区生まれ。1981年に青山学院初等部入学、1998年に青山学院大学法学部卒業。1995年の商用インターネットサービス黎明期より、一貫してネットサービスのプロデューサーとして活動。自らが設立した「電脳隊」において携帯インターネットの市場創造に携わり、同社が2000年にヤフーと合併後は、Yahoo!モバイルのプロデューサーとして活動。2006年にYahoo!みんなの政治を立ち上げ、2007年にYahoo!ニュースのプロデューサーとなる。2009年にヤフーがUSENよりGyaOを買収したことを契機に、代表取締役社長CEOに就任する。2011年3月11日発生した東日本大震災におけるYahoo!ニュースの対応の指揮を行った。アエラ 2012.1.2-9号にて「アエラが選ぶ日本を立て直す100人」の政治・行政部門にて選出される。G1サミットにて、G1新世代リーダー・アワードを受賞。
2012年4月よりヤフー株式会社最高執行責任者(COO)に就任。2012年7月より副社長 最高執行責任者(COO)2014年6月より取締役副社長 最高執行責任者常務執行役員就任。2018年1月に新執行体制への移行および代表取締役の異動(内定)し、2018年6月より代表取締役社長 社長執行役員 最高経営責任者(現任)、2018年9月よりソフトバンク(株) 取締役(現任)。日本IT団体連盟会長兼務。
“https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E9%82%8A%E5%81%A5%E5%A4%AA%E9%83%8E” WikiPediaより引用
俺よりたった2歳上
完全に私の勉強不足ですが、現状「yahooの社長」、「ソフトバンク取締役」、「日本IT団体連盟会長」をやっていると。
完全に尊敬ですね。素晴らしい。本でも出してくれないかな。
まとめ
「情報銀行」認定マークが正式に授与されたので、私としてはこの2社を応援していきたいです。ただ、認定を受けずに個人情報をマネタイズを行なっている「野良情報収集屋」が乱立しているので、是非皆さんの目で見極めていただきたいです。