情報銀行って?
最近、よくニュースで聞くキーワードですね、「情報銀行」。
WikiPediaによると、以下の定義ですね。
情報銀行(じょうほうぎんこう)とは、行動履歴や購買履歴といったものを含む個人情報にひも付いたITデータを個人から預託され、他の事業者とのマッチングや匿名化したうえでの情報提供、一元管理する制度、あるいは事業者を指す。データを提供したり活用したことに関して得られた便益は、データを受領した他の事業者から直接的または間接的に個人情報を提供した本人に還元される。
なるほど。個人からITデータを預って、誰かはわからない状態で企業とかに渡す、情報の取りまとめ役って感じですかね。
でも、まだわかりづらい。良い図があったので、これで考えましょう。
これは、情報銀行推進委員会のHPから抜粋させてもらいました。
そして、このHPによると「12月21日より、日本IT団体連盟にて「情報銀行」認定に関する申請受付を開始いたしました。」ってことで、もう申請を受け付けているんですね!
で、図に戻ると真ん中に「個人」がいますね。なにやら「PDS」に載っかってます。また、WikiPediaによるとPDSは以下の定義です。
「パーソナルデータ・サービス もしくは パーソナルデータ・ストア(英: PDS: Personal Data Service/Store)は、個人がパーソナルデータをセキュアかつ構造化された方法で保存、管理、配備できるようにするサービス」
WikiPediaと図の定義に共通しているのは「便益が事業者から直接または間接的に本人に還元される」ということですかね。
現状はGAFAに代表される一部の企業が個人データをがっちり握っていて、その個人データを用いて莫大な利益を得ている訳ですね。それに異を唱えたのがEUで「消費者の個人情報を消費者の手に取り戻す」ってことで、GDPRが制定されたと。
前の私の投稿でも個人情報を自分で売って金にする!☆5/8追記って動き海外であるようです。
私個人の意見としても、「俺の個人情報使って散々儲けてるんだったら、俺にも還元してくれよ!」ってところですね。
情報銀行の定義によると、本人に還元されるらしいので私も大賛成ですよ。情報銀行。
と、まぁ良い事だらけかと思いきや当然そうはならなそうな動きもある訳で…それはパート2で。
今日のアルバム
夕焼けのメロディー/Scoobie Do
ROCK と FUNK の最高沸点“ Funk-a-lismo!”貫くサムライ四人衆、Scoobie Do!ボーカルはもちろん素晴らしいですが、リーダーのギターのカッティングが好きだなー。ここまでカッティング極めてるギタリストは最近少ないですよね。そして、やっぱり好きな『夕焼けのメロディー』。デビュー曲だったかな。ロックでファンクなんだけど、どこか憂いと寂しさがあるんですよね。そこがたまらないなー。日本人だからかなー、やっぱりマイナー調に弱いっていう。そうそう、ドラムのこやまさんはクイズ好き。