東京で家を買う[1] 相場比較編

いったいお金はいくら必要?

東京で家を買うことは、まぁハードル高いですよね。実際のところ相場はいくら程なのか?
株式会社不動産経済研究所 
こちらのデータから紐解いていきます。

マンションの場合

「首都圏マンション市場動向2018年度」のデータからグラフを作ってみましたが、エゲツないですね値段が!平均価格ですよ!都区部って23区内だと思いますが、7320万円ですって!
まぁ平均なんで、バブリーマンションの価格が底上げしていると思いますが、それにしてもねー。異常に高いですね。23区内に比べると埼玉・千葉は3000万円位安いですね。大げさに言って半額じゃん…

戸建の場合

こちらは「首都圏建売住宅市場動向2018年度」のデータから作ったグラフです。こちらは2016年からの3年間なのでデータが少ないですが、やはり東京の値上がりは顕著ですね。23区内と 23区外を合わせた数値なので、区内の戸建に限ると1億超えも近いかもしれないですね。一方、茨城がガクンと下がっていますね。千葉も平均以下を保っていると。職住近接が定着してきているということですかね。

中古マンションの場合

東京23区内に住もうとした場合は、上述のように新築のマンションも戸建も7000万円が目安に思えてきました。普通のサラリーマン一家が7000万円の家を買うことは、常識的に考えて厳しいと思います。
それでは中古はどうなのか?こちらのデータを見てみましょう。株式会社東京カンテイ 中古マンション70平米換算価格推移

無断転載が禁止とのことなので要約します。
・70平米マンションの23区内平均価格は、2012年頃が底値で4000万円程度。2019年現在は5500万円位。
・都心6区(千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、渋谷区)は、7565万円
・城南、城西6区(品川区、目黒区、大田区、世田谷区、中央区、杉並区)は、5434万円
・城北、城東11区(上記以外の区)は、4210万円

このあたりで、ようやく現実感が出てきましたね。都内の城北、城東の地域の中古マンションで4210万だと。
がんばれば手の届かない範囲ではないかもしれません。
果たして普通のサラリーマンは中古マンションを買うことができるのか?次回、更に検証します。

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