東京で家を買う[3] リノベーション編1

リノベーションって?

おさらい

パート1では、中古マンションを現実的に購入できる物件は、東京の城東・城北地区にあるマンションで価格は4210万円と結論づけました。

パート2では、買った中古マンションにすぐに住めるか?という内容を深掘りし、結論として地理的条件は変えられないけど、物件の条件は変えられるという結論に至りました。

それを踏まえて、今回は物件の条件をどうやって変えるのかということに焦点を当てていきます。

まず、どうしよう

まず、やるべき事は、理想と現実のギャップを明確にする、という事です。

パート2の物件選びの際に物件の条件について、購入の際にリスト化し優先順位をつけました。

実際の物件を購入した後に、生で見て、手で触りリストに書いてある事が、どの程度の状態なのかを点数化しましょう。その際に、2F以上や駅近等の物理的に変更不可能な条件は外しましょう。

では、どんな感じのリストになるか、やってみましょう。

  • アイランドキッチン         0点  アイランドではない
  • ウォークインクローゼットあり   90点  あるけど、棚が欲しい
  • 4LDK、もしくは広いワンルーム    50点  2LDK
  • 広い風呂             20点  狭い
  • シャワートイレ         100点  付いている比較的新しい
  • 広い洗面台            30点  狭い、鏡も小さい
  • IHクッキングヒーター        0点  ガス式
  • 珪藻土の壁紙            0点  普通の壁紙
  • ディスポーザー           0点  ない
  • 天然無垢材のフローリング      0点  合成材のフローリング
  • 広いトイレ            70点  広さは良い
  • 防犯カメラ           100点  ついている
  • カメラ付きドアホン        80点  ついているけどちょっと型が古い
  • センスの良い照明器具       20点  センス悪い

この中で自分で出来るものと言えば、センスの良い照明器具を付け替える事くらいです。

照明器具なら自分でショールームに行ったりして調べて、気に入った物を買ってきて付け替える。

これは自分で出来るでしょう。では、他はどうか?風呂を広く出来るか?ディスポーザーを付けられるか?

まぁ、できませんよね。じゃあ、どうするか?

リノベーションで理想と現実のギャップを埋める

案件を手に入れたけど、理想とのギャップがあって、自分で出来る事は限られている状態です。

そこで、実施するのがリノベーションです。

昔は「リフォーム」と言っていましたが、今は「リノベーション」と盛んに聞きますよね。

この2つの何が違うか。

リフォーム=設備を新しくする(キッチンを新しいものに取り替える)

 

リノベーション=間取りを含めて一度真っさらにして、家に新たな付加価値を付ける

というのが、私の解釈です。

「壁を取っ払って、広いリビングにする」とかいうのが典型で、リフォームではあまりやらずにリノベーションで実現する手法ですね。

このリノベーションの手法を使って理想と現実のギャップを埋めましょう。

プロに頼む1(ひかリノベ)

では、どうやってリノベーションするのか?やっぱり、餅は餅屋です。

具体的な業者の特色を見ていきましょう。


 特徴  :物件探しからデザイン・工事まですべてワンストップでやってくれる + 独自の工事保証

施工実績:756件

https://hikarinobe.com/constructioncase/case_0047/
から転載

https://hikarinobe.com/constructioncase/case_0047/ から転載

物件選びからワンストップでやってくれるというのは魅力的ですね。

物件は不動産、デザインはデザイン事務所、工事は…となると、業者間の連携もこちらが取り持ってコミュニケーションロスが発生する可能性がありますからね。

独自の工事保証も良いですね。やっぱり、どこかしかちょっと気になる所が出てくるのが常ですからね。

この上記の例では思いっきり壁を取り払って、広いリビングダイニングを実現していますね。キッチンもアイランド型と例であげた理想の形を実現していますね。

プロに頼む2(リノデュース)



 特徴  :物件探しからデザイン・工事まですべてワンストップ + 仲介手数料なし、職人直接発注でマージンなし

施工実績:不明(運営会社のテシオはもともと内装工事を行うことを目的に作った創業20年になる会社なので、それなりか)

https://www.renoduce.com/gallery/case84/ から転載

https://www.renoduce.com/gallery/case84/ から転載

こちらも物件選びからワンストップでやってくれると、しかも中間手数料を取らないので安く出来るとのうたい文句です。

この案件はかなり大胆に4LDKを2LDKに変更していますね。beforeの写真がないのが残念ですが、3部屋あった和室は完全に無くしていますね。

不動産仲介と職人仲介の中間手数料を取らず、その分安く出来るとの売りです。

まとめ

理想と現実のギャップの埋める手法としてのリノベーションを具体的に紹介しました。

業者はまだまだあるので、パート2で更に紹介したいと思います。

それと気になる。値段の話も。リノベーションにも当然お金がかかるので、

物件価格+リノベーション+諸経費=?

という所にもパート2では触れていきます。

今日のアルバル

BEST/大橋トリオ

ずるいですが、アルバルがありすぎてこの1枚!というのが選びきれなかったのでベスト盤にしました。もう大活躍ですよね、一人なのに大橋トリオ。この人はとにかく多作。メチャクチャなペースで作品を発表しまくります。働き者ですねー。音に関しては、やさしい歌声と、親しみやすいメロディー、巧みなアレンジ。素晴らしいです。
特に1曲上げるとすると、「Matenro Butterfly」が大人の恋を歌っていて私は大好きです。

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