ファーウェイへの輸出禁止 → スプリンターネットか?

ファーウェイ製品の輸出禁止

ファーウェイ新スマホ発売延期

ファーウェイいよいよやばくなってきましたね。今日の日経一面もこれでした。

・日本は携帯大手三社のDOCOMO、KDDI、ソフトバンクが最新機種の発売延期や予約禁止を発表。

・イギリスの大手EEでやボーダフォンでも5G向けのファーフェい製品の一時見合わせ。

・韓国の大手KTも在庫無くなり次第、発売中止。

と携帯の包囲網が出来つつあります。

そんで、携帯を作る部品についても以下のような動きです。

・パナソニックが輸出停止

・アメリカからはもちろん輸出停止

・英のアームも取引停止

がんばるファーウェイ!

しかし、さすがファーフェイ!そんなもんじゃへこたれない!

「オー、アンドロイドがダメなら、自分で作ってやんよ!」とさすがの意気込みです!勇ましい!

しかし、現実ベースLinuxベースで作ったとしても、アームも取引停止となっちゃったんだから、そのOSはどの基盤上で動かすのかい?ハードはどうすんの?とは思いますが…

インターネットの分断

ファーウェイのスマホの現状が、時事刻々と変化していますが、マクロな視点で捉えてみます。

そもそも、米中の貿易戦争に端を発した現状のファーウェイ問題。ですが、中国ではインターネットの規制はとっくの昔からやってますよね。「中国ではGoogleが繋がらない」有名な話ですよね。私も仕事で中国に行った時に「おー、本当に繋がらねー!」と感心しました。

国に不都合な情報は国民が触れられないようにする。まさに中国が今やっていますよね。

でも、国によって不都合な情報は異なります。アメリカの福音派では、「進化論」を教えたくないとか。

アメリカはどんどん内向きになってきていて、中国は相変わらず、EUは自由で個人を尊重、ロシアは怖い…

それに宗教も絡んできますね。

となると、どんな情報もどこでも誰でも入手できるインターネットは、国や宗教の指導者等にとって不都合なメディアになりつつなるのかもしれません。

スプリンターネット(splinternet)

というわけで、出てきた考えがスプリンターネット

英語のwikiですが、定義です。

The splinternet (also referred to as cyber-balkanizationcyber-balkanisationinternet balkanization, or internet balkanisation) is a characterization of the Internet as splintering and dividing due to various factors, such as technology, commerce, politics, nationalism, religion, and interests. “Powerful forces are threatening to balkanise it”, writes the Economist weekly, and it may soon splinter along geographic and commercial boundaries. Countries such as China have erected what is termed a “Great Firewall“, for political reasons, while other nations, such as the US and Australia, discuss plans to create a similar firewall to block child pornography or weapon-making instructions.

それぞれの権力者に不都合な真実を隠し、都合の良い真実の世界がサイバー空間にも複数存在してくる可能性がありますね。

そう、忘れてましたが定義にあるように子供にも配慮した空間が必要かもしれないですね。

うまくまとめた記事がありました。↓

インターネットは、国単位で分割される「スプリンターネット」になりつつある

まとめ

ファーウェイ問題から転じてスプリンターネットまで話題が飛びましたが、様々な局面で世界の分断が局面化してますね。ブレグジットとかも。

私は平和主義なので、皆で仲良くして楽しく暮らしたい。これが出来れば文句なしなんだけど、一番難しいんだろうなー。

今日のアルバム

Little buffalo lullaby/PLAGUES

1995年かー。今、改めて聴くとあの頃の時代を見事に切り取っている名盤ですね。ジャケやサウンドからは良い意味であの頃の70年代への憧れが表現されていますね。そして、先は見えないけど、まだ未来に自由と希望を見い出して、前に進んでいく「僕ら」を見事に歌詞で描ききってますな。そして、やっぱり「ライド・ライド・ライド」。名曲だなー。ライドして、ライドして、ライドして、最後に高らかに宣言される「We will never be caught!」共感したなー、響いたなー、あの頃の「僕ら」に。いいなー、PLAGUES。確か、再結成してるんだよな。見たいなー。

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