AIにどこまで頼る?

AIでの貸し付け判断、AI面接、メール分析

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以前、この記事を書きましたが、今日はこんな記事が。

まずは、Jスコア

貸し付け条件を決めるサービスを17年9月から始めているんですね。私は怖くて自分のスコアを計りませんでしたが、一体いくらまで貸してくれるんだろう?
それで、スコアに男女差があった、男性の方が高くなっていたと。AIが膨大なデータから導き出した精緻な結果には違いないけど、「人権に配慮していると理解されるのが最優先」とのJスコアの判断で、「人の手」で性別の影響を弱める修正を行ったとのこと。

AI面接

JTがインターンの選考で「AI面接」を試行したけどダメだったと。面接官が見逃す人材を拾い上げることを期待したものの、実際の面接の評判とは違いすぎた。結局、与信や人事などの担当者の経験や勘にまだ頼る必要があり、ここでも人の判断が入ったとのこと。

メール分析

従業員のメールの文面をAIが分析し!不正の兆候や離職する可能性を測るシステムの導入も広がっているそうです。こえーー!もう広がってるのかよ。うちの会社もやってるのかな?オチオチ悪口も書けないなー。で、記事では研究データの漏洩防止策の切り札として検討したが「監視されると知った社員が反発しかねない」との反対意見が出て断念したと。ここでも人の判断で、最終決定を下していますね。

※ちなみにIBMワトソンの参考記事
AIを人事業務に活用し、「ダイヤの原石」を見つける – IBM THINK Business – Japan

まとめ

結局、どの例を見ても結局最終決断は「人」になるのが現状だと。AIがまだ未熟だってことですね。ただ、新薬の開発とかAIを使った方が現状、人よりもよっぽど優れている分野もありますよね。
今はAIが得意な分野と不得意な分野がある。それと対象が人となると判断される側の人権問題にもなりかねない。
確かにAIが見つけ出した新薬ですよ!と言われるとすんなり飲み込めますが、AIが「お前はダメだ」って不採用通知が来たら、飲み込めないなー。
これから訪れるであろうシンギュラリティが来ればそんな事も言ってられないのかな。
AIの使い所、難しいですね。

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