MaaSの今(海外編)

MaaSの今(海外編)

Whim

MaaSの先頭を走っているのは、以外にもフィンランドです。

“https://whimapp.com”より引用

この「Whim」は、公共交通機関、タクシー、シェアリング自転車、レンタカーなどの複数の乗り物を一括で予約や決済ができるようになっていて、フィンランドでは大流行りしているようですね。
それで、更に優れているビジネスモデルとして、「サブスクリプション」を採用したんですね。

“https://whimapp.com”より引用

導入当初は使った分だけの課金制だったようですが、上の図のように”Unlimited”だと、「自動車、タクシー、公共交通機関、自転車」が使い放題!ということで、サブスクリプションを導入後で、加入者数が激増したと。
やっぱり、サブスクなんですねー、今は。

“https://ramboll.com/-/media/files/rfi/publications/Ramboll_whimpact-2019.pdf”より引用

「Whim」については「WHIMPACT」というナイスな報告書があるので、興味がある方は是非。
それで、面白いのがWhimを作っている「MaaS Global社」の最大株主は日本企業なんですよ!

珍しく、ソフトバンクは入ってないですね(笑)。それで、今年中に日本で実証実験をやるそうです
楽しみですねー、東京でやらないかなー。

moovel

Whimの対抗としては、ダイムラーの「moovel」です。

“https://www.moovel.com/en/our-products/for-public-transit-agencies-operators/mobility-app”より引用

これはアメリカで流行っていて、2018年には既に500万人が利用しているそうです
しかも、日本でも導入済みなんですよ。知ってます?「IZUKO

“https://izuko.info”より引用

JR東日本と東急が行なった実証実験で、伊豆でやったんですね。
もう、黒船が入ってきてますよ。

我々にできること

昨日の記事でも触れたように、この市場は2030年に6兆3,600億円まで拡大すると予想されているので、テーマ投信はどうだ!
と思ってみてみると…

グローバル・モビリティ・サービス株式ファンド  8,480円

基準額下回ってるじゃん…

まとめ

海外編としてまとめようと思ったら、Whimの株主は日本の会社だし、moovelも導入済みだと。もう日本も手を出しているし、海外からもきてましたね。
でもこれから、海外で実績を持ったアプリに勝てるだけの、強力な日本版アプリを作り出して、かっさらうか?
大人しく海外のアプリを日本版にカスタマイズして導入するのか?

Whimが今年中に日本で実証実験するので、結構早く物事が動きそうですね。

なんか、儲かる方法ないかなー?